夏は終わらない(第一章)

第一章

内容の要約

三ツ木高校の野球部は弱小だったがキャプテンやエースも上手く、それにつられて他の部員たちもどんどん上手くなっていった。春季大会の真っ最中で私立の強豪大瀬高校に勝ち、ベスト16に進出していた。でも、あくまでも目標は試合に勝ち続けること。だから午前で終わった試合後も夜遅くまで練習をしていた。そして翌日、自分たちの試合前に甲子園常連校対過去に甲子園出場経験を持つ公立校と試合が行われていた。そこで、自分たちと強豪校との違いを実感したが、気持ちを入れ替え、自分たちの試合に集中した。初回の攻撃で2点を取り、ピッチャーも好調で8回裏までは無失点で抑えていた。だがキャッチャーのミスで追いつかれてしまった。試合は9回裏になり、二死一・三塁、あとひとつアウトを取ったら延長に持ち込めるという場面でピッチャーの渾身の一球が打たれてしまった。

 

感想

私は高校2年の夏までバスケットボール部に所属していていた。競技は違うが、とても懐かしい気分になった。暑い夏の中毎日必死に走り、声を出し続けて部員と一緒に頑張った日々を思い出した。内容は高校生の部活の日々みたいでとても親近感が湧き、ストーリーはとても面白く続きを早く見たいと思った。